フルーティスト宮川悦子 オフィシャルブログ

埼玉県草加市在住。音符に囲まれて生活するフルート奏者 宮川悦子のライフログ

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原始的楽器がいかに難しいか!!

      2016/10/03

フルートは ぱっと見た感じ キーがいっぱい付いていて、どこ押したらいいんだろう〜アワアワ


って 一見そう見えてしまうかもしれませんが

実に考えられて作られた楽器ですから、いろーんな調子の音をスムーズに吹けるようにメカニックが沢山付いているのです。。
それに比べ

リコーダーをはじめ、篠笛などの日本の 和楽器や イタリア生まれのオカリナやら 韓国のバンスリに 中国の明笛に、、

中東の楽器やら中南米やら、、、と

各地の民族楽器は メカニックが沢山付いていないものがほとんど。。

別に不完全な訳ではなく、その民族の音階ができれば全く不自由ないわけで、、、。

ホイッスルを外で吹く。の図!

(しかも キリスト教音楽である西洋音楽の方が、エライ!的な考えは世界的には通用せず、、って話が逸れる!!)
なので 原始的民族楽器で 現代の曲を吹くことってめちゃくちゃ難しい事で!!

シャープやフラットが沢山だったり連続して出てくることもあり、 でもそれをみんなサラリとやっているのですから、実は凄いんだぞ!!

聴いている人にいちいち説明して回りたい気分になりますが、そうはいきませんものね。。
世界中の楽しい楽器に触れることがとっても楽しいです!!!

 - 芸術, 音楽