能管に釘付けの2日間でした。
2016/09/11
まずはお能!!
2016年9月9日 銕仙会の定期公演に伺いました
観世清和さんの楊貴妃
野村万作先生の菊の花
片山九郎右衛門さんの小鍛冶
宝生能楽堂の脇正面席の二列目でしたので
迫力満点でした!
ここに感想を書けばもう明後日くらいになりそう!!
大変烏滸がましいですが、自分が今取り組んでいる表現の世界と一つ一つ見比べながら拝見させていただきました
当たり前ですが格が違いすぎますから、全てが比べ物になりませんが、値段も違えどもお客様からお金をいただいて芸を見せる者として、本当に全てが勉強になるものだと 心から思います。
ジャンルも何も関係ありませんね。。。
何十年もの積み重ねのお舞台ですから、変な意味ではなく、慣れているお舞台だからこそ見ている人への安心感や安定感 が伝わります。そこにさらに超越されて洗練された佇まい。 並々ならぬ努力の結晶なんだろうと 思いました。
今回のお舞台は、おシテ方も勿論ですが、能管に釘付けになっておりました。 能管の音を綺麗に出したい と最近益々思っている私は 少しでも吹いている人を見てどうやっているのか?とにかく見たい!!!見たい!!!と思い、穴が開くほどガン見してしまいました。
能管、、楊貴妃は一噌庸二さん 小鍛冶は竹市学さん
何か1ミリでも得られるものがあったかしら。。急いで帰ってさらいたいと思いました。
そして次の日も能管に釘付け。
一つのblogにお舞台の記事2つとは相当贅沢ですが大変関連があるのでこうなってしまいました。
地元草加へ和楽器のパイオニアが集結するという圧巻イベント!!
「邦楽のパイオニア達の共演 日本の響き 草加の陣」
残念ながら私は時間の都合で前半のみの拝見となりましたが、 久々 和楽器の師匠一噌幸弘先生の演奏を拝聴できまして、あーー幸弘先生の音だ🎵と
やはり、超越された方ですから目が離せませんでした!
いつもの縦笛系の5本吹きもご披露され、循環呼吸の超絶アドリブもご披露されておりました。
もう何度お聴きしたかわからない 「美病ん」もご披露されておりましたが
時間が30分ですので、まだまだ一噌先生ワールドの半分位しか現れていないようにも思います。
うわーーすごーーと思われた方は是非都内のライブにも行かれたらいいのになーーと思いつつ、拝見。。
やはり、一噌先生のヒシギは大変力強くものすごく響き渡り、あんなに細いお身体でどうやって。。と思いますが、たんにバカ力を出せば良いわけではない事を今更思いつつ、あーもう明日は私も家でヒシギ鳴らしまくりたい!!!と。むしろ今すぐ帰ってさらいたい。と強く思いました。
2日で能管3本ホンモノの音!! 聴くことができ大変にありがたい事でした。
沢山インプットしたぞ!!!!