自分の演奏をYouTubeにあげることや生配信する事についてボンヤリした想い。
2016/04/10
私の演奏もYouTubeに上がっております🎵
結構観てくださっていて嬉しいです!!!
この前からそんな話を何故か色々な方とおしゃべりしています。
昔は、自分のコンサートをネットにあげるなんてお下品な事しなかったわよねー。 お金をいただいて聴いてくださっている方がいる一方でタダで流しちゃうんだもんね〜。
また今回のコンサートもYouTubeで流すんでしょーってチケット買ってくださらない事確かにありましたね〜
だいたい自分の演奏を世界中にばらまく程自信がないわよね〜
生配信なんて本気でもってのほかよ。お下品よーー。
昔はリサイタルって 演奏者がお話しもしないで、ただ出てきて吹いて一曲ごと袖に戻って、また出てきてって感じで、喋ってもアンコール前に20秒くらいよね。だから、おしゃべりなんか人前でするなんてお下品な事できないし、、、
演奏者が終わってから握手会やサイン会なんてアイドルみたいなお下品な事しなかったけれど今じゃ時代なのか、ファンとの距離が縮まったね〜
もともと高尚な芸能なんですから、別に無理してわからない人に聴いてもらわなくてもね。
なんてね〜〜こんな話を聞いたかと思うと
いやこれからは、ネット社会だからバンバンYouTubeにあげて宣伝しないとね 時代に乗り遅れる。
ドンドン演奏中も生配信して、時代の先端にいます感を出さなきゃいつまでも化石みたいな事言ってちゃねね〜
だからクラシックは敷居が高いって言われるのよ。ドンドン色々な人に見にきてもらわないと一種の伝統芸能であるクラシックは衰退してしまうね〜
お金をいただいて聴いてくださっているコンサートなのに ネットに載せる自信が無いなんて、じゃ吹くのやめればいいじゃん。
これからはドンドンファンとの距離を縮めてもっとクラシックファンを増やさないと
おしゃべりが無いコンサートなんて、絶対寝られるよ。わかっている方なんて一握り。そういうマニアックなコンサートに行くなら別だけど、、。
なあんて 色々な意見です。
双方過激な偏り。。。でもそれがtheoryとして長年業界でやっている方の意見もありますし
私も色々思う事はありますのでどちらが正しいとは言えませんが。。
クラシック界よりシキタリが厳しく感じられる、お狂言も生配信しちゃう時代だし、 巨匠もサイン会しちゃっているし、
私のお師匠様のコンサートは昔からお喋りも楽しくて大好きだし。
お笛のお師匠様はガンガンYouTubeにあげていらっしゃるし
かといって
完全にお下品な芸能に成り下がってはいけないと思いますし。
何を持ってお下品と言うのか、 どこまで自分ができるのか?
何をしても、誰かに何かを言われるのですから、
言われてもしっかりと自分のアイデンティティーを持って行動した結果であれば、芯がブレないし、しなやかにそれぞれの意見を聞くことができる。
自分の行動に自信や意味を持っていなければ、違う意見を聞いたときに尖った言葉で返すことになってしまう。
私はどれがベストか、答えは一つではない気がします。それぞれの場がありますからね〜
このコンサートは YouTubeとか ないな。と思うものや、これはいい宣伝になる。って なんとなく匂いがありますもの!!
何れにしてもいらして下さる方に最大の感謝をすること。自分の持っている力を最大に発揮できるように日々さらうこと。に限りますね〜〜