フルーティスト宮川悦子 オフィシャルブログ

埼玉県草加市在住。音符に囲まれて生活するフルート奏者 宮川悦子のライフログ

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音楽家と心 。音楽家は繊細なのか、気が強いのか、メンタルが強いのか、、?

      2016/03/01

そろそろ受験の結果が出てきたり、、、、
これからの子もいたり。。

先生ーメンタル強くするにはどうしたらいいんですかね〜? 私 審査員が目の前にいると思うともう無理ですねー。
と。。 最近やたら「メンタル」って言葉を耳にしています。
先輩演奏家は、常に競争意識があって友達であれ周りを蹴落としてでも一番になってやる。という気持ちがない奴はダメだ。なんて熱弁していたなぁ。。それが嫌なら音楽の道に行くな!と。。
確かに競争社会だわね。。。

音楽家はとにかく、気が強い!ワガママだし 絶対自分を通すし、彼女が音楽家だと大変だよ。。と言ってるのを聞いたり!!

もーーー悪かったわね!!と思いますが!!!!

試験や本番は 強いメンタルが欲しいですよね!!全て練習からの自信からの賜物ですよね。 フィギュアの演技を見ていても本当にそう思いますわー!

逆に、、、

昔、師匠にレッスンで言われたことをノートに書いてあるのですがそこには
音楽家は常に繊細でなくてはいけない。傷つきやすくないとだめです。 って書いてある。。。
(余程雑に演奏して怒られたんでしょう。。眼に浮かぶます。。)
確かに、シューマンやベートーヴェンの繊細さ。伝記を見ているだけでも うわーシューマンが彼氏だったら大変だわ。。と 思ってしまいます。。

そして現実に繊細な方が多いなと思います。普通の人なら言ってもスルーされることなのに、え??と反応している様子を見ることも多いですし、 自分も反応しているし、逆に今の自分の発言で相手に傷つけちゃったかなとウジウジ思ってしまうことがあったり。。

「師匠に言われたことノート」には 

音楽家は感情を売る仕事だから、感情に敏感じゃなくてはいけない。常に自分の感情に気づいて感情を出すこと。と書いてありました。
なるほど。。。。

常に自分の感情を出すこと!! 
これほど大変な事はないでしょうね。。。いや 常に自分の感情を出すと トラブルだらけになりますよね。笑     繊細に相手の事を考えて表現すれば良いのかしら。 

自分の感情を出すことにより 自分に正直になり、何に弱いのかもわかり、そこを強化したら

自信につながり、芯がしっかりしていれば、メンタルだって強くなるんじゃないだろうか!!!!

風が吹けば桶屋が儲かる 方式に、1人禅問答をしていたのでした。
それにしても ヒトのココロって繊細なのですね。強いココロなんてないのかも。「 私は強いヒト」 なんていないかも。。。

とぼんやり思うのです。
では、ガラス細工のようなココロの私は今日も頑張ります

笑笑

  自分で言うと ブリキのココロのように見えるのはとても残念ねー 笑笑  オズの魔法使いのようです。。。

ガラスのようなココロの鳥↓ 笑  

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