太宰治『葉桜と魔笛』あらすじ
2016/01/26
3月6日 (日曜日) 草加市役所の近くのカフェギャラリーコンバーションさんにて
役者 あかつき さんと一緒に 朗読劇をやります。って私は 読まないよ。。
というのは何度もこちらのブログでご紹介させていただきましたが、、
初めてお稽古してみました!!
役者さんが朗読してくださると全然違いますね〜
葉桜と魔笛 のあらすじをちょいっとご紹介させていただきます。
主人公はおばあさんが若い頃の私。
20歳と18歳の姉妹の姉が主人公の「私」
妹が余命100日の病気なのです。妹はまだ恋を知らず恋に憧れを抱いています。 自分で自分宛に架空の恋人からお手紙を書いて送っていたのですが、ある日姉である「私」が発見し、、、
というお話です。
この話を「手紙」というタイトルにせずに「葉桜と魔笛」とした事が深いなあと思います。
山場の方に妹の生に対する叫びが出てきますが、そういう場面の表現力はやっぱりお勉強された人だからできるものなのねと 思います。
文学を色々な方面から解釈してその世界へ没頭していくいわゆる個人的な読書 と それをアウトプットさせて表現する事とは全然別の次元で、人によっての解釈も、技術も違うわけで、、
楽しい世界ですね〜
今回の役者さん あかつき さんは中学生や高校生に読んでもらいたい話と仰っていましたが、
確かに、自分と同じくらいの人が恋に憧れながらも死んでゆく姿は衝撃だと思います。が、同世代のみならず、中年のオジサンが読んでも 充分に感慨深い味わいを楽しめる作品と思いました。
それぞれの年代の感想が聞きたいと思います。
私はいわゆる音響効果係り! せっかくの作品をぶち壊さないように 役者さんのイメージのまま表現できるように勤めたいと思います。
是非 いらしてくださいませ〜
3/6日 草加市役所の近くのカフェギャラリーコンバーションさん 前売り2000円です
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